特定口座を開設後2年以上保有証券もなく取引もない場合、みなし廃止によって特定口座がなくなっている可能性がある

株式が低迷していたここ数年の間に株式などの保有をせず、また取引をしていなかったけれど、ここ一年の株式の動きをみて、また株式投資を再開してみようと思っている方もいると思います。

もし以前特定口座を開設していて株式の取引を再開しようとするのであれば、開設している口座が特定口座のままなのか確認が必要です。

なぜ確認が必要なのかというと、以前、特定口座に関して「みなし廃止」という制度があり、一定期間残高がない場合、特定口座を廃止する制度がありました。

これにより、証券会社で株式の取引をするために特定口座を開設したのち株式の取引をしていたけれど、数年前から一切株式の保有をせず、また2年以上取引もしていない状態の場合、開設した特定口座がなくなっている可能性があります。

みなし廃止については、利用している証券会社の説明を読んでいただとより詳しい内容が分かると思いますが、簡単に説明すると、取引している側からみて特定口座で保有している株式がなくなった日から2年経過した日の属する年の12月31日までに株式の保有がない場合、特定口座が廃止される制度です。

※現在(平成26年1月)は、特定口座のみなし廃止制度が、廃止されていますが、「みなし廃止」の廃止前に数年間証券を保有していない状態のときは、特定口座が廃止されている可能性があります。

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