ドコモのCMで外国人が語って歌っているコマーシャルを多く目にするので、そのバージョンしかないのかとずっと思っていたら、日本人を起用したファミリー向けのCMも最近一回だけ目にしましたが、ほぼ歌っているCMだけ目にしているようなものです。
この時期、家族に対してアピールしなければいけない重要な時期なのに、英語で話して歌う外国人が夢語るCMが、親に対してアピールになっているのだろうかと。また子供に対してもアピールできているのだろうかと。
ドコモが考える上品でオシャレなCMなんだと思いますけれど、誰に向けて作っているんだろうとよく思います。
他の携帯会社は、ファミリー(家族)をターゲットにしていますよ。って感じるぐらい日本語で直球なのに対して、ドコモは、「ドコモの学割」ぐらいしか日本語使ってないんじゃないかと思うぐらいサービスの解説も頭に残っていません。
ソフトバンクは、ファミリーをずっと意識した人の起用とサービスの宣伝、さらに携帯と何のつながりがあるのかよくわからない「親子ドーン」を配るぐらいとにかく顧客を獲得しようというのが伝わります。
auも最近は、サービスのイメージ戦略と家族を意識した構成でCMを作成しているのを感じます。恥も外聞のないというか商売に必至さが伝わります。
ここでドコモに対して思うのは、大手保険会社が商品内容の広告をせずにイメージ戦略だけしていて、その間に外資にどんどん食われているのと似てきているなと思うんです。
多少食われていてもまだ王様なぶん、まだまだ泥水かぶるような必死さが他の会社に比べてないのではないかと。なんていうのか外見だけはかっこよくいたいと。このままいくと気が付いたときには「キリン」になっていますよって思うんですけどね。